_ 昨日（２９日）は丑ちゃん（仮名高２）と一緒に芸術系大学のオープンキャンパスに行っておりました。子供を持ちますといろいろなコトがもう一度経験出来るというのは前回の運動会の日記にも書かせて頂きましたが、今回は自分の卒業した大学以外の大学をウォッチしに行くという機会も与えてもらったのでございますよ。昨日行った大学の説明会には地方から来られている方も多かったようでございまして、「〜〜やけん」とか「〜〜じゃろが」なんていう言葉も聞こえましたよ。そういう方はお友達同士で来られている方もありましたがほとんどが親子連れで、中には「オトコノコと付き添いの父親」という組み合わせの方もいらっしゃいました。普段は一緒に出歩く機会も少ないと思われるその二人が隣同士の机に座ってなんとなく居心地悪そうにしているのをコッソリと微笑ましく見ていたわたくしでございます。

_ 午前中の全体の説明会のあと、昼食を挿んで目的の学部や専攻の説明会場に移動いたしましたよ。午後の最初に行った教室では絵を描く為の大きな机に座りました。あまりに大きな机でしたので、わたくしは椅子を持って来て一つの机に丑ちゃんと二人並んで座ったのでございますよ。説明会開始の時間が近づくとだんだん教室が混み合ってまいりまして、わたくしの隣の机に1人のオトコノコが座りました。その後すぐに助手の方が説明のプリントを配られたのですが、その時になって「ぷーん」とワッキーのニオイがして来たのでございます。ワッキーは、「ただ鼻が曲がりそうに臭いニオイ」と「なんとなく香辛料っぽいニオイ」の２書類に大きく分類されるのでございますよ。その時のワッキー臭は香辛料系でございました。わたくしは隣の丑ちゃんに「ねえ、近くにワッキーがいるよね」と話しかけましたらなぜか丑ちゃんは笑いが止まらなくなってしまったのでございます。

_ 後で「なんであんなに笑ったん？」と聞きましたら、丑ちゃんはわたくしの隣にオトコノコが座った直後からその子がワッキーである事に気がついていたと言ったのでございます。わたくしが「近くにワッキーがいるよね」と言った声は絶対となりのオトコノコに聞こえたと思ったので、丑ちゃんは笑いが止まらなくなったそうでございます。丑ちゃんのワッキー探知は速いんだなあ。わたくしは誰がそうなのかまではわかりませんでしたよ。隣だとわかってたらぜったい黙ってたんだけどな、悪い事をしてしまったとつくづく反省。その後の説明会では、来られた先生が「非常に」と「つまり」をいっぱい使う人だったのでわたくしは「この人『非常に』が３６回目やね」などと数えて丑ちゃんにコソコソ話しかけました。丑ちゃんには「若い頃ママが授業中どんな生徒やったか今日でだいたいわかったわ」と言われてしまいました。またもや深く反省。次の日曜もまた別の大学のオープンキャンパスに行きます。今度は丑ちゃんに怒られないように真面目にしようっと！＜どっちが親やねん