_ 今日はアンリさんのご主人さま（内科医）に診て頂きました。アンリさんはわたくしと同い年でございます。心電図をとって頂きましたが診断は「心室性期外収縮」というものでございましたよ。いやん寝室で収縮なんて〜とお約束のボケは書きませんが（書いてるけど）。自律神経からくるものだそうでございまして心配はいらないそうですが、セルシンという抗不安剤を頂きましたよ。更年期も関係あるんですか？とお聞きしましたら「それはないです」とおっしゃいました。わたくしに気をつかって下さったのかしらん。実はわたくし精神安定剤系のものを頂いたのはこれが生まれて初めてなのでございます。わたくしが安定剤デビウなんて嘘みたい！。荒縄のような神経してるのに！＜はっきり自覚している。

_ 頂いた安定剤は症状を改善するためのものではなくて、「ドキッ！」とすることで不安にならないようにするために飲むのだそうでございます。「飲んでもいいし飲まなくてもいいです」という事でございましたよ。薬局では「軽い安定剤です」と説明があって毎食後１錠ずつで一日３回と書いてありました。あとで一緒にお茶しましたらアンリさんは「ＪＯＹさんって繊細な方ですもんねえ」とおっしゃいましたよ。目が笑っていましたが。アンリさんは眠れないときなどに飲まれるそうでございます。わたくしなどはどちらかというと「眠ってはいけない時」に飲む薬が欲しいくらいでございます。寝てろと言われればいつまでも寝ておりますから。のほほ。

_ 家に帰りまして、主人に「念のためにアンリさんのご主人様にも診て頂きました」と報告いたしましたよ。今回は全て本当のことを申しました。やや大げさに言いましたけど。「ストレスが原因」と申しますと主人はほーー、−ほーーー、と森のフクロウのように鳴いておりましたが最後に「で、何のストレスなん？」と訊ねやがりましたよ。さも「君にストレスなんてあるはずないやんか！好き勝手ばかりしてるのに」と言わんばかりでございます。なんかめちゃ腹たつのでございます。

_ すると横でそのやりとりを聞いていた丑ちゃん（仮名・高３）と寅ちゃん（仮名・高２）が声を揃えて「そんなん、パパがママのストレスの原因に決まってるやんか！」と言いましたよ。主人はムッとなって「なんでパパが原因なんや」と言い返しました。丑ちゃんと寅ちゃんは「だって近くにあるものでもわざわざママを呼んでとらせるし」「お箸さえ自分で出せへんしお醤油さえ自分でかけへんし」「いつも怒ってるみたいなえらそうなものの言い方をするし」「自分の部屋で観てたらいいのにわざとママのいる部屋でテレビ観ていろいろ話かけるし」「お風呂あがりにパンツ一丁でリビングを横切るし」「外で煙草を吸うのはいいけど、家の中に入って来た時にまだ肺の中に煙が残っているし」「『なんか喉渇いたなあ』とか言うだけで自分では何もしないで待ってるし」とかいろいろ一挙に並べ立てましたよ。そして「ママ可哀想、パパのせいで心臓悪くなってしもてーー」とまたも声を合わせて言いました。主人茫然自失。

_ 主人は自分の部屋にこもって一人で野球見ております。しょぼーんのようでございます。なんだか精神的に落ち込んでいるようでございます。なんやったらわたくしがもらって来た安定剤、１個１５００円のバイアグラ価格で売ってあげよかしら、びんびんに効きまっせ旦那、一発どないでっか。いひひひ〜〜〜〜＜どんな安定剤やそれ。